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リブログ「武術から見た体幹トレーニング法の考察


【武術から見た体幹トレーニング法の考察】

2014/09/21の記事より

なんか小難しいタイトル付けてしまって^^;

中国武術では、体幹トレーニングなる発想は基本的に無いと思います。

だって、体幹はもともと力を持っているから。

だから、体幹に新たに筋肉などを増やして力を増しましょう!・・・ではなく。

元々、持っている体幹の力をどうやって手足などの末端に繋げて、活用するか。

それに重点を置いているように思います。

それでも、武術的に体幹トレーニングを敢えて位置づけるなら、


 1,「体幹力を全身に繋げていくための訓練法」

 2,「体幹力の武術目的への活用訓練」



といったトコでしょうか。

あ、ちなみに体幹力と言ってますが、体幹の筋トレとは全く別物です。

武術では、先に挙げたⅠ、Ⅱのような稽古を続けてると、勝手に必要な筋肉は付いてくると考えてます。

あくまで、筋力筋肉は正しい(または求めたい)動きの中で付けるもの(というか、付いてくる)、

そうでない動きの中で付ける筋肉は、実用にはあまり役立たないと捉えています。

逆に言えば、武術的な動きの負荷の中で付く筋肉は必要だと言うことです。

武器などの負荷で、用に足る筋肉は付いてきます。

繋がりのない状態での部分筋トレは、求めたい動作を作っていく上でほとんど意味がないと思います。

・・・閑話休題。



では、武術では実際に1、2を分けて訓練するのか、と言うと違います。

1、2は実際には同時に練られていきます。

そこが武術はとても上手く作られている。

非効率に見える武術の稽古法は、実はとても効率的なのです。


これを可能にしているのが、武術の「型(套路)」。

套路は、体幹力の繋がりを作ることと実用化への道を同時に含んでいます。

さらによく言われている骨盤、肩甲骨、股関節、仙骨などの使い方と

そのトレーニング法とを全て内包しています。

だから、套路を深めていけば、自然とそれらの繋がり、及び使い方(武術目的の)を身につけて行けます。